声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい

FUJIFILM X-T20とSONY RX100で切り取る日常の写真で作る、自分のための本棚か引き出しのようなBLOGです。

包丁を研ぐ

雨で外に出れない。
体を動かさないのも逆にしんどかったりするし、何もしてない1日というのも勿体ない気がして嫌なタチだ。
ペティナイフを使うことがあり、切れ味が悪かったのが気になったので包丁を研ぐことにする。
まずは、砥石を水につけて何をしていたか忘れるくらいの時間放置。(正直どれくらい浸けておいたらいいのか知らないから適当に余裕を持って放置する。ちなみに本当に忘れる時もある。)
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思い出したように、包丁を研ぎ始める。(ここからが本番)
最近になって、独学でやってきた包丁研ぎにも少し成長が見られ、1本5分?くらいあればしっかり仕上がるようになった。
時間は測ったことがないので、なんとなくそれくらいかなという感じ。商売でもないし、タイムを競うようなものでもないし、のんびりやってるから、もう少しかかってるかもしれない。。。
楽しくなってきたところでペティが終了。せっかくなので、もう一本の文化もやっちゃう。
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終了。
包丁はGLOBALの文化とペティ。デザインはもちろん使い勝手も◎。
砥石はキングというメーカーのもの1種類だけ。定期的にやるなら、これひとつで十分だと思う。
うん、我ながら上手になった。(本当は少しコツをつかんだ程度だと思う)
切れ味のチェックのやり方を他に知らないので、親指の爪に当ててみて引っかかり具合で確かめる。
このやり方は教えてもらってからやってるけど、左手の親指の爪に傷がつくので女性はやめたほうがいいと思う。
あと、何も知らない人が見たら、とても痛々しいことをしているように見えるようなので、わざわざ人に見せつけるのはオススメしない。
うちで使ってるグローバルの包丁は何年も使ってるけど、当たり前によく切れます。
もちろんプロではないので、その日の終わりに毎日研ぐようなことはしませんが。
よくあるシャープナーは切れなくなった包丁の刃先を毛羽立たせるようにして、一時的に切れ味が戻ったようにさせるものと聞いたことがある。
包丁の仕組みを考えながら研いでいると、確かにその通りなんだろうなと思う。
我が家では、男が魚をさばいたりする前に包丁を研いでいたような気がする。
小さい頃の記憶だけど、父もじいちゃんも家の外の水道のとこでやっていたのをぼんやりと覚えている。
自分もなんとなく興味を持ってやり方を覚え、独学ながらも何回も何回もやってると気がついたらできるようになっていた。
自分に息子ができたらこういう良い伝統はしっかり伝えてあげたいなと思う。
「料理好きの女の子を好きになったらこっそり包丁を研いであげたら絶対喜ぶぞ」とか悪知恵を吹き込んであげようかな。
もちろん息子ができたらの話だけど。笑
自転車もそうだけど、自分の大切な道具をメンテナンスしながら使うのって、当たり前のようなことだけど大切なことなんだよなと改めて思う。
包丁研いでブログ書いたら、次は何しよ。
梅雨は退屈やなー。
と!
ここまで書いて思い出した。自分が包丁を研ぎ始めたキッカケ。。。
何年も前のことで詳しいことはほとんど覚えてないけど、何かの雑誌(多分ファッション誌)でシェフが何年も何年も大切に使い続けた包丁が紹介されていて。その包丁は、最初は写真下の文化包丁くらいのサイズだったけど、ずっと研ぎながら使っていくうちにだんだんと小さくなって、今では写真上のペティナイフよりも刃が小さくなって玉ねぎの芯をくりぬく時にだけ使っているよと紹介されていた。
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それを見て、当時20代前半の自分は「カッコイイ!!」となったんでしょうね。
それから包丁を研ぎ始めた気がする。
道具を大切に使う大人カッコイイって今でもよく思うし。
それで、その時見た写真みたいなカッコイイ包丁のイメージを一所懸命探すも思ったような写真がない。。。
一番近いな、と思った写真がコレ。。。
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竹ぼうきですが。笑
でも言いたいことは、こういうこと。
(竹ぼうきは短くなりすぎると何の役にも立たんか。)
とにかく、道具を長く大切に使うカッコイイ大人になれるように頑張ろう。
ちなみに、
メンテナンスなんて無理。
という方にもオススメな包丁があるのを同じく思い出した。
コレ。
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本当にそんなものあるのかよ、と言いたくなる一生保障付きの包丁。
万が一切れなくなった場合は無償で対応も可能のようです。(すごい。)
少し割高感はあるけど、ノーメンテナンスで25年間は余裕で使えるのなら、全然アリかも。デザインもカッコイイし。
興味あるなぁ。
メンテナンスして、デザインとは別のカッコよさを追求したい人にオススメ。
我が家の3点セット。
一回締めたつもりが長くなってしまう。
雨の日は暇だからブログが長くなる。
あるかもしれませんね。